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中国製の携帯は3G時代に突入。Android も。

4月の第三週は香港で大規模な展示会が開かれた。そこで紹介された3G携帯の話題を紹介してみよう。
香港の展示会といっても今や地元の香港よりも、中国のメーカーの展示数が遥かに上回る状況である。オーガナイザーはHKTDC (香港貿易発展局)と、Nasdaqに上場しているGlobal Sources がそれぞれ、香港電子展と、China Sourcing Fair をほぼ同時期に、別々な会場で開催した。これは例年のとおり。

ここで目立ったのアイテムのひとつが、3Gのクローン携帯である。

山寨 (Shanzhaiと発音)機と中華圏では呼ばれているクローン携帯について説明しよう。台湾のMediatek(MTKと略される) というchip メーカが、携帯チップを安くしかも、アプリソフトをただでつけるという商法で販売し、FoxconなどのEMSから携帯製造ノウハウが広く中国に流出した結果、2008年くらいから、無名ブランド、または、偽ブランドの携帯が中国で、無数に出回ることとなった。統計結果にはでないものの、おそらくノキア、サムソン、モトローラをしのぐシェアを取るほど、ポピュラーになった。もちろん外観やソフト面、パテントなどの知的所有権は堂々と侵害しているので、価格も極めて安い。

いままでは、GSMと呼ばれる2Gもしくは2.5Gの規格のもので、日本では使えないものであった。

今年は3GのWCDMAとCDMA2000版があらたに登場した。中国では、政府が音頭をとって、DDSCDMAという独自規格を立ち上げたのだが、モーバイルオペレータ、モーバイルセットメーカともに、世界標準であるWCDMAとCDMA2000に実質的にシフトしてしまった。この結果中国製のモーバイルがまたまた世界市場に進出する機会が現れたことになるわけで、国益にも貢献するのであろう。

今回の展示会で見られた機種の多くは、Rockchipと、先に説明したMediatek のチップ、そして、米国のQualcomのチップで構成された3Gフォーンがほとんどであった。Rockchipはアンドロイドの組み合わせで、スマートフォーンの路線を進めている。

価格はスマートフォンの場合がUSD130-140あたり。Mediatek ソリューションの場合は、それより安くUSD70-80前後となる。これらは工場出荷価格である。

あまり褒められたことでは無いが、どのメーカもiPhoneもどきや、Blackberry もどきの外見になっている。ただ内容的にはGSMとWCDMAのデュアル構成にしたり、ビデオプロジェクターや、TV機能を加えたりと、中国市場の嗜好に合わせたものも見られる。

日本の趨勢として、SIMロック解除の動きがあるので、各モーバイルオペレータのSIMを、このような中国の携帯に差し込むことで、問題なく使えることになる。今後このような中国の山寨機が日本でも流行りだすかも知れない。



China Sourcing Fair。会場は香港空港のすぐとなりのAsia World Expo会場。


iPhoneライク(といくかそっくりであるが)の外観であるが、中身はアンドロイドOS。WiFiもBluetooth も内蔵。


まあ、いろいろな外観が、取り揃っている。


こちらはBlackBerryタイプ。


アイコンがiPhoneだが、OSはアンドロイド。


Rockchipの存在感が急に増した。

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