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IP-PBX の標準SIP端末は、卓上型のIP電話が一般的であるが、無線IP電話機など、オフィス以外に持ち出せる端末があると、出先でも、出張先の海外でも内線が普段どおり利用できる。

iPhoneなどのスマートフォンやモーバイルインターネットデバイス(iPadやiPod Touch、あるいは、Android 端末など) でも、同様に内線を利用できることになる。
スマートフォンやiPhone, iPod TouchなどでSkypeが使えるので、出先や出張先から会社のIP PBXに接続することで、内線番号を外に持ち出す形となり通信費の削減と、機動性の両面が改善される。IP-PBXでの設定例は前回の記事で書いた。
 
Skype が企業ユーザを取り込むためには、いろいろと障壁があった。その解決策のひとつはSIPとの連携である。Skypeは1年前の2009年の春にSkyepe for SIPとSkype for Asterisk を発表した。依然、ベータ版ではあるが、Skype for SIPがかなり成熟してきたので、お馴染みのMINI-100 IP-PBXで利用してみた。

例の英国を拠点とする、新興ITSPのLocalphone社はとてもアグレッシブだ。今月3月に限り、普段でも格安の通話料金をさらに特別価格とするキャンペーンを張る。43カ国限定だが、小生の関係する台湾、中国、香港、シンガポールなどは固定電話の一分間の通話料金がすべて、1セント、つまり日本円で1円足らずだ。
 
AWP-520の登場で格段に便利になった、IP電話環境であるが、Hotspotや、よく移動する場所のWifiプロファイルを登録しておかなければならないし、車両や歩行での移動中はオフラインにならざるを得ない。今回はAWP-520を、移動中でも利用するために、3Gのインターネット接続を利用する。

巷で話題になっている格安日本製SIP電話機のサンヨー SIP電話機を購入。IP-PBXアプライアンスである、MINI-100に接続実験をしてみた。SANYO SP-2100Pは、サンヨーがパナソニックグループになったことで、この部門が無くなったか、整理された結果、本製品が格安で市場に大量に出回ったらしい。ヤフオクでも常に見かけるし、現時点ではアキバのVoIP機器の専門店のOttoでも在庫している。
SIP電話機で無線LANタイプのもので、手頃なものを見つけた。小さくてしかも、固定タイプのSIP電話機の機能をほぼすべて搭載している。AWP520といい、SZ Express で取り扱っている。
例のアスタリスクベースのIP-PBXは、video phoneをSIPエージェントつまり、端末として使えるのだが、今まで試したことがなかった。気軽に試す環境がなかったからだ。ビデオ機能付のIP電話はあまり一般的に使われていないし、周囲にも使っている人がいなかった。

そこで、フリーで使える、X-Liteというソフトフォンがあることがわかったので、それをMINI-100 IP-PBXへレジストし試してみた。
MINI-100 IP-PBX を本格的にビジネスで利用するにあたり、保留と転送のほかに、ビジネスシーンで必要な機能が、コールパークとコールピックアップである。発信者 (caller) に対して、目的の人とスムーズに通話を確立してもらうこと、あるいは、代理の人に適切に応答してもらう必要がある時などに重宝する重要な機能である。
 
アスタリスクで構成されたMINI-100 IPPBXには、あらかじめボイスメール機能が設定されている。ボイスメールは、各内線ごとに、個別に設定でき、メッセージの数もゼロから無限まで規定できる。無限といっても最大のメッセージ数は、すべてのボイスメールの合計が最大4時間にいたるまで、しか録音できない。
 
MINI-100 IP-PBXは台北市内に設置。東京、深セン、台北のDID番号を付加して、それぞれの地域で現地のキャリヤーとITSP経由の発信で3分間の電話料金を比較してみた。比較対象は、現地の主なキャリヤー、携帯キャリヤー、そして、現地でよく使われているIP電話サービスなどを取り上げてみた。通貨もわかりやすいように、当地の通貨を当てはめた。
 
 
Gizmo5 のサービス名で有名なSipphone がGoogle に買収された。同社はSkype キラーとして、インターネットベースの通信サービスを提供して、ユーザ数を確実に伸ばしていたのだが、先月11月に、国際通信サービスに進出したがっていたGoogle社に買収された形となった。
 
ビジネスシーンで欠かせないのが、保留と転送機能である。MINI-100 IPPBX とIP電話機の組み合わせで、従来のPBXで可能だった保留や転送を当然のことながらサポートする。転送に関しては、利用するIP電話の機能によって細部の方法は異なるが、今回はいくつかの例をもとに説明する。
自分専用の内線が一つでは足りないと感じる場合がある。今回は複数の内線番号の複数の端末で受信する方法について説明する。外線--内線、外線--IVR(自動応答)---受信者選択後----指定の内線という、いわば一対一の呼び出しモードが一番基本であるが、MINI-100 IP-PBX をより高度な設定をすることにより、以下のような様々なビジネスシーンに対応することができるようになる。

複数の国の本支店または事業所にオフィスがある場合は、各国のオフィスのデスク、そして自宅、別荘などに、内線用のIP電話を置いておき、特定の内線に呼び出しがあるとすべてが同時に鳴らせることができる。内線のひとつはITSP経由の方法などで携帯電話に転送される。

また、普段の自分のデスクにある内線のIP電話に出られない時に、別な内線(例えば秘書や秘書センター)のIP電話または、携帯や固定電話へと転送することも可能である。

前回は、米国の番号を取得しMINI100 IPPBXで運用する方法を述べたが、今回は中国や香港のPSTN 番号を取得しMINI100 IP PBX で運用する方法を述べる。