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April 2006 のArchive からです。
 例年の4月の台湾のエレショーは、Taitronics springと呼ばれていたが、今年からはDigitronics とAutoronicsに分かれたが、同時期の開催で同じ会場で行われた。
 Digitronicsは、デジタルエレクトロニクス関連の製品と部品に、またAutoronicsは自動車関連の部品に焦点をしぼったものである。
 しかし、これは年々減少する、出展者とビジターを呼び戻そうとする、主催者側の意図と裏腹に、その出来はいまいちであった。
 台湾ではPocket PCやMS Smartphone規格の携帯電話(PDA)が普及している。世界のPocket PC規格の主要な生産基地であるのは間違いない。マイクロソフトにとって非常に重要なハードウエアハートナーである。
 ASUS, BenQ, HTC, Gigabyteなど10社近いメーカーが、Windows MobileベースまたはSmart Phone ベースのPDAもしくは携帯電話を製造している。
 中国では、携帯電話や時計など、業界向けの部品市場がとても充実している。
 今は消費者市場が中心の秋葉原も日本が製造中心の時代には、部品卸やジャンク屋の店舗が中心だった。今の中国はまさに、日本のその頃の時代なのである。
 華南地区でそれら部品を供給するのが、シンセンの賽格である。ここでは業界毎に業者が集まる集合ビルが多く存在する。以前に紹介した、電子市場がその最たるものだが、時計と携帯電話業界の集合ビルも同じく賽格に存在する。

*本記事は週刊BCN 2005年6月6日の Letters from the world へ執筆し掲載されたものです。
 日本にいると、海外の異常な気候がなかなか想像つかない。逆に、日本ならではの自然災害としては、地震、火山の噴火、台風が、海外のひとには想像できないのだろうか。
 海外では、日本では味わえない現象に遭遇する。そのような環境を考えて製品設計をする自動車や家電製品の設計者には頭が下がる。
 中国の警察は人民武装警察と公安部に大別される。武装警察は国務院に所属する軍組織で、重要施設の警備やテロ対策などが主な任務となっている。
 それに対して、公安部はその下に各行政単位に対応した公安局をおいており、各地の刑事交通などの他、消防も含まれる。
 日本と異なるのは、戸籍管理や外国人の住居登録などは公安局の任務に含まれる点だ。日本の市役所や町役場の機能を持つわけだが、これは人民の自由な移動をコントロールするための1つの策でもある。

*本記事は週刊BCNの Letters from the world 2005年4月4日号へ執筆し掲載されたものです。
 アモイといえはデルが中国の統括基地をここに置いた事で有名になった。近代的なアモイ国際空港はデルの為につくられたような近代的で規模の大きな空港である。 アモイの人口は200万人程度だが、その規模にしては、余裕がありずぎる大きさである。またマレーシアなどとの便が多いのも、デルの海外の工場間を移動する航空貨物が多いからだろうか。
*本記事は週刊BCNの Letters from the world へ執筆し掲載されたものです。2005年6月27日掲載分
 昨年11月の28日のBCN で紹介した中国のインタラクティブ広告(*)の2社の台湾支店に連絡すべく、ウエブサイトを探しまくった。
 それにしても中国の会社が台湾に進出するようになるとは時代も変わったものだ。過去には青島ビールと小肥羊(火鍋レストランのチェーン)くらいしか小生も知らなかった。
 
4月と10月は展示会の季節です。

4/12-14 SZ China Electronics Fair in SZ
4/14-17 HK Electronics Fair (HK)
4/15-18 China sourcing fair (HK)
4/15-20 Canton Fair (広州)
4/17-20 Taitronics (Taipei)

URLなど詳細は以下をごらんください。
 3月末は、安全規格のPSEのない中古品は売買が出来なくなりそうだったので、ビンテージ中古など、わけの分からない言葉が飛び交んだが、政府の妥協案で、うやむやになった感じである。シンセサイザーなど懐かしい言葉も出てきて。その業界団体のなかには、昔の知り合いなども登場したりして、驚いた。
 小生からみると日本人の道徳観からして、PSEがあろうがなかろうが、その製品が問題で煙をだすとか、最悪火事を起こすなどがあれば、その製造責任とか輸入者の責任だとかは、はっきり問われるのが当たり前であり、PSEマークがなくても社会的制裁は自ずから受けるであろう。PSEマークの認定に関してだれかが儲けているとしか考えられない。
 Forensics (フォレンジックスなどと読む)やコンテンツモニター、フィルタリングのソリューションや装置を漁っていると、通常のPOP3などのメーラーがいかに危険なのかよくわかる。
 つまり利用環境が社内であればMISあるいは上流のISP、そして中国ならそれらに加えて中国政府自体が、いつでもメールの内容、送受信者のアドレスを閲覧できることが、身を以て体験できる。
 
 週刊BCNのフェースというコーナーに小生の不細工な顔が登場した。お時間ある方はどうぞ、訪問を。

http://www.computernews.com/

 週刊BCNさんとのお付き合いも非常に長い。専務の吉若さんとは、20年くらい前からアメリカのComdex でよくお会いしたものだ。その後、Computex Taipei のツアーをアコードが台湾側のコーディネーションの一部をやらせていただいたことが縁で台北でもよくお会いした。しかし、不思議なことに、日本では最近まであまりお会いできるチャンスがなかった。
 そんな関係を持つ人は意外と多い。もっとも私も人生の半分近くを海外で過ごしているから、そんなものかも。
 犯罪捜査機関やTV局などの報道機関はこの会社のよい御得意さんである。ただC社長は台湾政府がよい御得意さんなので、対岸の中国政府あたりからもかなり引き合いがあるが、一応ダイレクトな接触はさけているという。
 一方、報道機関も最近はハイテク武装で、警察に負けずと情報収集に力をいれる。台湾は地上波とケーブルあわせて、ニュース放送専門チャンネルが15局程度ほどあり、報道合戦は激しい。
 C社長がその無線LANのForensics装置(というと格好がいいが、この場合、わかりやすく言うと盗聴装置か)をトレーニングにときその放送局が持っていた設備のすごさに驚いたという。警察の持っている設備と同等かそれ以上だという。

 小生が日本市場開拓を進めている分野のひとつがForensics (犯罪捜査)とか企業コンプライアンス対策ソリューションであり、それを専門とする会社のいくつかを発掘した。
 台北の東に位置する松山地区にあるD社は産業用PCに使うシリアルポートのマルチポートなどの基板とドライバーというどちらかというと地味な存在ではあるが、ニッチであり、それなりに製品のライフサイクルが長い製品を中心に開発製造してきた。
 台湾では第一の公用語として、国語 (中国では普通語、英語ではManderine) が使われている。
 しかし、台湾の大半の住民の祖先は、福建省から明の時代に移住してきた漢民族であり、その母国語は閩南語であり、現在台湾でも公用語のひとつとして使われている。

 シンセンと香港は一本の川をボーダーとして、あいかわらず、自由な往来は制限されている。外国人にとっては、国境と同じでパスポートやビザの検査が行われる。中国人は、パスポートこそ不要だが、港澳通行証と香港のビザを持つことにより、シンセン側から香港に入ることができる。